センターの紹介

アドミッションセンターの組織図

 

藤田センター長写真

 三重大学アドミッションセンターは、平成28年7月21日に「三重大学が定める基本方針に基づき、高校教育及び大学教育の連続性と一貫性に立つ高大接続を推進するとともに、多面的かつ総合的な評価で構成する入学者選抜方法の開発及び実現を通し、地域に貢献する人材の育成に寄与する」ことを目的として、設置されました。

 当センターは、入試改善のための調査研究や入試システムの研究開発を中心とする「入試情報調査・研究部門」、入試の具体的な方針の策定や個別学力検査問題の作成等を統括する「選抜方法開発・実施部門」、高大連携及び接続事業や入試にかかわる広報の企画や実施に当たる「高大接続部門」の3部門から構成されています。

 令和3年度の大学入学者選抜からは、従来の大学入試センター試験にかわり、大学入学共通テストが実施されました。大学入学共通テストと個別学力検査は、高大接続を支える要です。これらの試験問題は、高校と大学の教育課程を媒介する重要な役割を負っています。

 新たな段階を迎え、当センターは高大接続の理念に立った入学志願者のポテンシャルを測る多面的・総合的な評価の在り方の確立、地方創生や地域の活性化に向けた大学進学の可能性の拡大などの重要な課題を担っていきます。

 そのために、3つの部門が連携するとともに、各学部・研究科との協力・支援関係をより確かなものとしながら、三重県における地域中核大学として、本学への進学の可能性を広げる高大接続と入学者選抜のあり方を検討します。

 当センターは、本学の様々な教育実践や研究活動を通じて、地域人材育成の成果を三重県各地に還元できる、システムや方法の開発拠点としての機能を果たしてまいります。